形成外科

診療内容

形成外科では、事故の傷や手術痕、高齢者の眼瞼下垂、乳がんによって失われた乳房の再建、頭蓋や顔面、手足の生まれつきの奇形など、身体に生じた組織の異常や変形、欠損などを機能面はもちろん、姿・形も整えながら修復する治療を行っております。

当科の特長

形成外科全般にわたり治療を行っております。治療前に患者さんと十分に話し合い、手術の必要性や方法、副作用や合併症について理解と納得をいただいた上で手術を行うという、インフォームド・コンセントに基づいた治療を行っております。現在、常勤の形成外科医師2名体制で診療を行っており、他科と密接に連携しながら、より高度な治療を行い、患者さまの整容的改善を目指すとともに社会復帰を促しています。

当院では2023年4月より四ッ栁高敏医師(札幌医科大学形成外科学講座教授)による小耳症を中心とした体表面の疾患に対する手術を月に数回行っております。

※四ッ栁医師の外来診察・手術予約については当院では行っておりません。札幌医科大学までお問い合わせください。

主な対象疾患・症状など

  • 熱傷
  • 顔面の外傷(鼻骨・頬骨・眼窩底骨折や軟部組織の損傷)
  • 顔面の先天異常(口唇口蓋裂、耳介変形、眼瞼下垂症など)
  • 手足の外傷(指・趾切断など)
  • 手足の先天異常(多指症・合指症など)
  • 体幹の先天異常(臍ヘルニアなど)
  • 良性腫瘍(母斑、アテローム、脂肪腫など)
  • 悪性腫瘍およびその再建
  • 瘢痕、瘢痕拘縮、ケロイド
  • 褥瘡、難治性潰瘍
  • その他(陥入爪(巻き爪)、腋臭症(わきが)、睫毛内反(さかさまつげ)など)

※尚、美容外科の手術は原則として行っておりません。